Publications
CCS基本設計報告書
30th January 2010
Topic(s): Carbon capture use and storage (CCUS), Engineering and project delivery
本基本設計報告書は、グローバルCCSインスティテュートのために、Mountaineer商用規模CO2回収貯留プロジェクトについての非機密の設計情報を抜粋し、集約したものである。本報告書は、2010年2月1日から2011年9月30日までのフェーズI‐「プロジェクト精査フェーズ」の期間中に策定された予備設計情報に基づくものである。報告書には以下に関する説明及び／又は考察が含まれている。
- 米国エネルギー省（DOE）のクリーンコール発電イニシアチブ（Clean Coal Power Initiative）、プロジェクト全体及びフェーズIの目的並びに米国エネルギー省及びAmerican Electric Power（AEP）社が出資したプロジェクトが現在のプロジェクトに至るまでの経緯
- Alstom社の冷却アンモニアプロセス（CAP: Chilled ammonia process）におけるCO2回収装置の追設技術及びCO2貯留・監視システム
- プラントの操業及び統合の視点から見たAEP社の追設手法
- CAP技術のための、プロセスを構成する設備及びプラントシステム間のバランス
- CO2貯留システム、圧入井の決定、圧入井の監視、システム監視及び制御ロジックの考え方
- オーバーナイトコストの見積り、今後の支出におけるコストの上昇及びリスクベースの偶発事象を考慮したプロジェクトの主要なリスクを含む、プロジェクト全体の見積り
- AEP社が、Alstom社のCAP技術は当初見込んだ規模での商業化実証が可能な状態と評価したにもかかわらず、フェーズⅠ終了時点で今後のプロジェクトに関する作業を中断したAEP社の決定
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